鎖骨骨折の記録

事故で鎖骨骨折して、入院、手術、プレート抜釘までの経過を記録します

一年経った

事故から今日で一年。

山に登れるようになった。
こないだサコッシュで登った茅ヶ岳。
足は衰えておらず、久しぶりの山は楽しかった。


夏ごろまでは、抜釘できるかどうかわからず、また痺れと痛みが辛く、気持ちがひどく落ち込んでいた。


主治医を変えるリクエストをしたけれど、2ヶ月待ってそのままの主治医。
ただ、主治医もこのままではヤバいと思ったのか、初めて1時間かけてちゃんと診察して、痺れと痛みの対策をしてくれた。

注射と飲み薬。 

それだけで、苦しみが軽減した。
そして、抜釘も約束された。


いま、薬を飲んでいるためか、痛みはかなり軽減していて、抜釘でまた神経を切断することに恐れる気持ちがあるけれど、肩を動かしてプレート 周辺が痛いのは変わらないから、やはり抜くべきなのだろう。


足を粉砕骨折して両脚にたくさんプレートが入っていて、片脚だけ抜いた先輩が、入っているのといないのじゃ、全然違うから絶対抜いた方がいい!とアドバイスをくれた。

来月、ようやく抜釘手術の予定。抜釘できることになってほっとした。
全身麻酔が怖いけれど、頑張るしかない…でも怖い。


夏にこの件が落ち着いてから、仕事とプライベートで背負う案件が発生してあまりにも重荷のため、ストレスで不定形歯痛になってしまった。
なんだか踏んだり蹴ったりなこの一年。

明日から少しは楽になるといいな…

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術後186日目 主治医変更、不信感。

 前回の受診からひと月半。

執刀医だった主治医が異動の為、新しい先生が主治医に。ということでレントゲン、CTを撮った後に、初の受診。

今の症状として

 ・肩を回しがたい。特に前に手を出す動作時に痛みを感じる

・4月中旬にやっと服を普通に脱ぎ着できたが、そのあと痛くなり数時間つらいのでまだ普通に脱ぎ着はできない。(肩を回せない感じ)

・重いものがまだ持てない。何とか持って1.5kgぐらい。それ以上になると痛いのと肩が外れるような感じになって無理。ぶら下げるのが苦痛である

・関節?がカクカクいう

・腕立て伏せができない

・右肩を下にして横たわれない

・ちくちくしたり、鈍い痛みがあったり、しびれるようだったり、日によっていろいろな痛みがある(辛い日は服の縫い目も響くので裏返しで着用)

・金具が目立つのと、違和感あり、動きによって痛む

・肩がこりすぎていて辛い

・腕を動かせなかったので、太くなった

 を伝えたけれど、骨は完全に治っているので痛みは骨ではない。プレートからの痛みでもない!と言い切られ、プレートを抜いても今の状態とは変わりません!と断言された。初めて診察するのになんで断言できるんだ。じゃ、何からの痛み?神経損傷であれば、この痛みはずっと続くということなんだろうか?何なのこの人?

医師はプレートを抜きたくないようだ。また逆戻り…

今困っていることは?と聞かれたので、趣味が登山ですがプレートが痛くてザックが背負えません。と言ったところ、ああ、、、それは仕方ないな。と若干風向きが変わり、抜くとしても一年以上は絶対に無理なので(なぜ絶対?)、手術するとしたら11月以降になります。と言われた。なんでそんなに抜きたくないんだろう?

私の保険屋さんは、足にプレートを入れて、半年で抜きましたよ!と言ってたのに。

とりあえず、痛み止めとしてセルコックスを処方された。

さらに、受傷後半年の評価をするのでリハビリに行ってくださいとのこと。

えーと、先月評価したばかりなのですがなぜ?

 

ひと月後の受診を予約して、リハビリに移動したけれど、やはり、え?先月しましたよね??という反応。確認してもらって、結局、先月と全く同じシートに記入して終了。先月よりも少しはよくなってたけれど、大して変わらない。

あ、左の五十肩は少し良くなったかも!(関係ない)

ということで、主治医が変わってよくなるどころか、却ってよくない方向になったという結末でした。

 

もっと話の通じる先生に変えてもらうことはできないんだろうか?

そりゃ外傷整形はもっとひどい怪我の患者さんが多いだろうから、簡単な?鎖骨骨折ぐらいじゃ(それも自分が執刀してない)どうでもいいんだろうけどさ。それにしてもひどい。

私自身としては、この怪我はずいぶんなダメージだったし、いまだ通常運転には戻れていないのに。

いろいろ前途多難が見えた、今日の診察でした。

 

 

 

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傷跡を痛くしないブラと現在の傷跡

術後辛かったことの1つが、ブラのストラップ。普通のストラップはとてもじゃないけど無理で、でも外出するときにつけないままという訳にもいかず、楽なものを求めて肩ひもの楽そうなブラトップやスポーツブラ的なものをいろいろ買ってみた。
いろんなものを試してみて、肩部分に縫い目が少しでもあるものが特にだめで、締めつけ感のないシームレスが一番とわかった。

現在のベストは、中華サイトで見つけたこれ


※パッドは通常本体に収納して着用します。
(商品説明画面スクショのためこういう画像に)
楽天でも買えるようです

ユニクロのものに似ているけれど、それよりもホールドするわりに締めつけ感がなく、なにより肩に全く響かない!
可愛さのかけらもないのは残念だけど、快適さには代えられない!


未だに肩周囲の感覚は鈍かったり痺れていたり、痛みがあったり。
4月に入ってやっと普通にかぶる服の脱ぎ着ができたのはよかったけれど、その日は痛みが夜まで続いた。
なので、肩に負担が皆無なのはとてもいい。

術後約半年経った傷跡はこんな感じ

保護テープで相変わらずかぶれてはいるものの、部位によって少しずつ跡が薄くなりつつある。抜釘でまた切るとはいえ、傷跡は少しずつ治るんだなーと思えたことは大事かも。傷跡の上部分にびよーんと出っ張っているのがプレート。肩や腕を動かすたびにこれがぐりぐり動いて痛みを与えます。

痺れと痛み、なんとかならないかな…

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術後143日目 リハビリ卒業。プレート邪魔過ぎる。

 今日は約ひと月ぶりの診察。

2月はチタンプレートが骨から浮いているように見える部分の痛みが辛く、リハビリ中にPTと話しているときに情けなくなって涙したことも…

 

今日の診察時、レントゲンを見た限りでは骨はもう完全につきましたね、とのこと。

私が今辛いこと(プレートの干渉で痛みが続いて負担である、肩がまわらない、重いものが持てないなど)を話すと、主治医が抜釘について話し始めた。

この前PTにちらっと聞いた、主治医が異動する件は本当で、だけど骨の強度の関係で、前にも言った通り一年は待ちたいとのこと、でもどうしても辛いならば繰り上げも検討するとのこと。

でも異動するんだよね?

と思っていたら、次回以降診てくれる医師に確認してもらうために次はCTを撮りましょうと。で、相談してくださいだって!

 

目下のところ首側のプレート部分が痛いのと、切った跡がガタガタで全然綺麗じゃなくて、おまけに傷跡を綺麗に治すために貼っていたテープでかぶれまくって(肌が弱いと何を貼ってもだめだった)かなり悲惨な状態なので、抜釘の先生の腕はとても気になる。

同じところを切るときに、できるだけ綺麗に切ってほしいなぁ…

リハビリのPT曰く、次の主治医はとても優しくていい先生だそうなので、腕にもちょっと期待。

 

今日のリハビリではリハビリせずに評価だけだったんだけど、できることできないことを見直してみると、完全にできることってまだ少ない。

神経切断による肩下~肩先のしびれは徐々に治ってきているけれど、これ手術したらまた一からだしな、完全に治るかどうかはわからない。

術後すぐからお世話になったPTには感謝。淡々と、時に落ち込んでいる私に困りつつ、励ましてくれた。

 

そもそも怪我して手術したからこうなっているので、諦めなきゃなんだけど、今でも時々落ち込むことがある。おまけに傷跡を固定しているテープをかぶれたからと剥がしたままにすると、痛みが増して辛い。

今年はザックを背負えそうにないから、ちゃんとした山行もなかなか行けないだろうし、貴重なこれからの10年のうちの最初の一年がもったいない。

でもできることで楽しく過ごせるように考えていかなきゃ。

あと、手術の時期も考えねば。

怖いなーでも、抜かなきゃ。このプレート邪魔過ぎる。

 

 

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登山復帰と主治医変更!?

富士山の日の2月23日、半年以上ぶりに山に登ってきました。

プレートの干渉があり、動かすと痛い上に、2月4日の受診の際に先生にプレートが皮膚を突き破ることがあるので気を付けてください。と脅されたため、よけいに動かすのが恐ろしくなって少し固まり気味だった肩なのに、夫の選んだ復帰戦は、肩負傷の身には少々厳しい、塔ノ岳表尾根からのルート。

痛くてザックを背負うのが無理なので、モンベルのショルダーバッグを斜め掛けに。

普段ならなんてことない鎖場の下降が、ショルダーバッグが回転する上に肩が心配でかばいつつなので、おそろしい!とぶつぶつ言いつつクリア。

尾根道上の樹についた霧氷が風でばらばらと落ちてくるのを楽しみつつ、山頂までの道を歩きました。

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落ちてきた霧氷

塔ノ岳山頂の尊仏山荘では着いてすぐに自炊で昼食、その後夜までずっと食べてばかり。夕刻は雲が多かったけれど、富士山頂に沈むダイヤモンド富士を見ることができました。重いので望遠レンズは持ってこず、つけっぱなしのマクロレンズで何とか撮れたダイヤモンド富士

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富士山の日のダイヤモンド富士

翌朝は予報より遅くに吹いた風で気温は-4℃。

窓が凍り付いていましたが、雲が吹き飛んでいて綺麗なご来光が見られました。

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朝焼けをバックに凍っていた山小屋の窓

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塔ノ岳山頂からのご来光

下りは大蔵尾根~天神尾根から。普段は日帰りの山の塔の岳だけど、小屋泊まりは楽しかった。

思ったよりも足はダメになっていなかったけれど、ザックが背負えないのはやはり厳しいなぁ。この肩、どうなっていくんだろう。

 

今日は週一のリハビリで、担当者に私の主治医が異動するかも?と聞き、えええ、聞いてないよ!?となって、私のプレート抜釘についての不安を感じつつ帰宅しました。

ほんとどうなるんだろ?

半月後の受診時に主治医に聞かねば。

 

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術後94日目 抜釘の見通しと腱板炎?

半月ぶりの受診。

プレートの干渉が気になることと、肩の痛みを主治医に訴えた。
痛みについては医師に後ろ側から肩に手をかけて右肩先回りを数箇所強く押されると激痛が…
肩が前に出ようとすることが負担になり炎症を起こしているのかもしれない。と言われた。
プレートの干渉で痛みや違和感がすごすぎること、腫れが引いてプレートが目立ちすぎることを話したら、ようやくプレートを抜くことについて話が。骨が抜釘に十分な強度になるのに最低半年、できれば一年はみたいとのこと。今までは抜くことになぜか否定的だったので、やっとわかってくれたか!という気持ち。進む道ができたようで、ちょっとホッとする。
プレートが皮膚を突き破ったりしたらすぐ手術ですけどね、などと言われてビビる。それは嫌だなぁ。

リハビリでは肩周りの痛むところをよく確認し、具体的に家でする自主リハビリについての指導を。

①腕を曲げて上げ下げして緊張を解く

②腕を伸ばして上下に動かす

③腕を水平に上げて曲げ、そのまま肩と肩甲骨を意識しつつ前後に回す

④猫背にならないよう気をつける

以上、今までは気づいた時に腕を上げ下げするくらいだったので、これから気をつけて実行してみたいと思う。

腱板炎て、結局五十肩みたいなものだと思うけれど、骨が治ったと言われてからも慎重に右肩を庇ってできるだけ動かさないからなったのか?パキポキいうし。
左肩は相変わらずの痛みが続いていて、両肩ボロボロからの回復、がんばってリハビリしよう。


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久しぶりのスクーターに乗ってみて

術後90日目の一昨日。
新しいスクーターが届いた。
前のは古い上に事故で破損したので、ようやく乗れるかな?というレベルになったタイミングで購入。ピカピカで嬉しい。

乗った感想は、スクーターに乗るのも鎖骨を使う!
車の運転よりもはるかに肩を使っていて、そして鎖骨にも負担がかかり、痛みを感じた…あまり長く乗ることは無理かな。

私の場合はひょっとすると、プレートが大きいせいかもしれない。
腫れが完全に引いた最近気づいたのは、皮膚の下でプレートがものすごく動くこと。異物がこれだけ動いていたら、筋肉や神経に干渉するよな。と納得。

ますます抜釘しなければ、と思ってしまう。このまま一生こんな状態は無理。



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